ふれあい看護体験2021
広島県看護協会では、毎年5月12日「看護の日・看護週間」行事の一環として「ふれあい看護体験」を
実施しています。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、今年は実施することができました。
当院には呉市内の高校に通う“看護師を目指している”“看護師に興味がある”男女6名の参加がありました。
その様子をお知らせします。
9:00 人生初めての白衣を着てスタート。
自己紹介をし、院長先生挨拶後に写真撮影。朝一番でみんなの緊張した様子がうかがえます。
10:00 回復期リハビリ病棟・医療療養病棟・介護医療院を見学。
言語聴覚士による嚥下についてのお話。飲みにくい体制で水を飲み、ムセを体験。
管理栄養士による患者食についてのお話。ペースト食、お茶ゼリーの試食。
14:00 外来部門の見学の後、正しい手洗い・手指消毒・マスクの付け方を学び実演。
車椅子・ストレッチャーを使い、患者・介助者体験
15:00 看護部長挨拶、写真撮影
16:00 終了
❁今年はコロナ禍での「ふれあい看護体験」ということで、患者さんとのふれあいは見学のみとなり
残念でした。しかし、こんな時だからこそ家に帰ってすぐに実践できる、御家族にも教えられる
【感染予防対策】についても企画してみました。
<体験後の振り返りでの感想>
・ストレッチャーに寝ている時は天井しか見えず、全てを介助者に委ねないといけないので
とても怖かった。患者さんの気持ちがわかった。患者と介助者の間に信頼関係が無いと怖い。
・病院内を見学して、色んな所に患者さんへの配慮が感じられた。
・体験を通して、より一層看護師になりたいという気持ちが強くなった。
学生の皆さん、猛暑の中ふれあい看護体験にご参加頂き有難うございました。
企画した私達もとても大切な思い出となりました。
これからも看護師だけではなく、他職種協働で患者・入所者様と関わっている呉記念病院のこと
を知って頂けるように色々と企画していきたいと思います。
ふれあい看護体験を実施するにあたりご協力いただいた皆様、ありがとうございました。