院内研修 NST委員会
私は、今年4月から当院回復期病棟に勤務している看護師です。
8月18日、25日に当院で初めて院内研修の講師を務めました。
感染防止の観点から、参加人数を制限して行いました。
テーマは「食物が口に入った後はどうなってるの?」です。
食物が口の中に入った状態は目で見えない為、介助する人によって対応が異なっていることも
あるのでは?と感じ、口の中の状態をイメージしやすいように図やイラストを用いて伝えました。
【研修資料の一部】
また、実際の食事介助で起こりうる様々なシーンでの対処法を伝えました。
例えば、嚥下障害の患者様に対して
「一口量はどのくらいの量だったら安全なのか?」「どのスプーンを使用したら良いのか?」
「小さなスプーンを使用している理由は?」
など、疑問を持つ人も多いと思います。
その疑問の解消が図れるよう伝えました。
【研修資料の一部】
新人からベテランまで、どのスタッフが対応しても『患者様が安心して食事摂取できるように
なること』『食事摂取量が安定できること』を可能にする為、これからも委員会活動や研修を通して
取り組んでいきます。
初めての場所での講義だったので不安と期待が入り混じっていました。
研修終了後に複数のスタッフから「わかりやすかった」との感想をもらいました。
その日のビールの美味しさは格別でした。