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院内研修 ~ 認知症対応向上研修 ~

今月、コロナ感染症対策のため、各病棟3回に分けて研修会を行いました。

呉市は、高齢化社会に伴い、認知症の方がますます増加していくことが予想されます。

昨年の研修会のユマニチュード、認知症予防体操のコグニサイズについて少しふれた後、認知症に対する正しい理解と認知症の医療とケアの目標について学びました。

認知症の人に対する対応の基本は、その人らしく存在していられることを支援し、分からない人、すぐ忘れる人としないことです。また、何のために今ここに入院しているのか、どんな治療やケアが必要かをスタッフ間で統一した上で、その説明を何度でも根気よくする必要性を学びました。

認知症の方のこれまでの生活歴を知り、生活の継続性を保つケア環境を整えることの大切さを学びました。また、物忘れがあって、本人が自覚することの辛さを受け止め、残された能力が十分にあることに目をむけること、物忘れがあっても充実感を持ち安心して暮らせるように治療や支援をしていくことを本人に伝えることも心がけたいと思います。

 

認知症の人の医療とケアの目標は

  1. 生活機能の1日でも長い維持
  2. 行動・心理症状(BPSD)の緩和
  3. 家族の介護負担の軽減

 

アセスメントについて

1.軽微な表情や言動の変化、検査データの推移から身体状況を慎重にアセスメントする

2.認知症の人の生活歴、経時的変化に注目し時間軸をもつ(入院前と現在の状態)

3.認知症の人の言葉と行為・行動の意味を深く掘り下げる

4.チーム内で認知症の人のアセスメントに関して繰り返し話し合う

 

認知症の人が抱える身体の苦痛や辛さを理解し、一人一人にとって安心して治療やリハビリを受けることができるよう、私たち呉記念病院スタッフは支援を行っていきたいと思います。

 

 

#認知症 院内研修 ユマニチュード コグニサイズ

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