褥瘡委員会 ~12月OJT ポジショニング~
当院介護職員へ「ポジショニングについて」研修会を行いました。
長時間ベッドで同じ姿勢を取り続けることで不快を感じることが増え、体調に悪影響を及ぼしやすくなります。新たな視点として、不快感の軽減などを目的としてポジショニングを行う必要性について勉強しました。
介護職員へポジショニング説明を行い、「患者さんの緊張がほぐれるように介護ケアやオムツ交換の時に意識していきたい」や「患者様にここちよく過ごして頂けるようなポジショニングを全員で追求しながら、日頃のケアに活かしたい」などの感想・意見がたくさん出ました。
今後も病院全体として日々、より良いケアを行えるよう努めていきたいと思います。
※ポジショニングとは、「患者様の安全で安楽な姿勢を保つための姿勢作り」を基本とし、床ずれや関節拘縮予防、安楽な呼吸の確保、安心感など身体の健康管理を含めて姿勢調整を行う方法です。
※褥瘡とは一般的には床ずれと呼ばれており、長い間、皮膚に圧力が加わり、血流が悪くなり、皮膚表面の組織が壊死や潰傷をきたした状態です。褥瘡予防には、多職種でのアプローチが必要です。褥瘡委員会では、多職種で連携し、褥瘡の予防、治療に取り組んでいます。