【NSTだより】気管内、口腔、鼻腔の吸引について|回復期リハビリテーション・整形外科・リハビリテーション科・療養病棟・歯科など|広島県呉市郷原町と東広島市黒瀬町の境界に立地

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部門からのトピックス

【NSTだより】気管内、口腔、鼻腔の吸引について

部門からのトピックス 2015年09月18日

<鼻腔から吸引する場合>

チューブを鼻腔内のカーブに合わせて折り曲げたまま15~20㎝挿入し、先端を咽頭部や気管まで進めて吸引します

 

<口腔から吸引する場合>

チューブを口腔内から咽頭部まで挿入し、痰および唾液を吸引します。

吸引は、口腔内、上気道(鼻腔、口腔、喉頭)、下気道(気管、気管支、肺胞)までの空気の通り道に病的に貯まった貯留物、分泌物などを体外に排出させる方法をいいます。

 

吸引とは

<主な目的>

・口腔内、鼻腔内、気管内の貯留物や分泌物の除去

・気道閉塞の予防、肺換気の改善

・呼吸器合併症(無気肺、肺炎など)の予防、改善

<適応>

・口腔内、鼻腔内、気道内に分泌物が多く痰の粘稠度が高い場合

・痰や貯留物の吐き出す力の低下や吐き出せない場合

・気管切開、気管挿入中の場合

高齢者や麻痺のある方では、噛む力や飲み込む力の低下などによって誤って気管に入りやすくなっています。

食形態や体位の改善などの援助を行っていても、ムセた時自分で吐き出すことが難しい場合に吸引が必要となります。

 

<実物のチューブ>

このチューブを鼻腔や口腔から入れます。

太さは直径2.67~6mmと様々。

当院では4㎜のチューブを多く使っています。

長さは40㎝。

弾力性に富んでいて適度な柔らかさ。

先端は角ばっていない滑らかな形状で苦痛を少なく、吸引しやすい工夫がされています。

 

 

≪ ポイント ≫

◆顔を左右のいずれかに向けて下さい

吸引の刺激により嘔吐が誘発される危険があるので顔を横に向けることで、気管が閉じて嘔吐物が気管に入ってしまうのを防いでくれます。

◆舌を出して下さい

舌を前に出すことで咽頭腔が広がりチューブを挿入しやすくなります。

 

27年度 9月NSTだより PDF»

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